NECOシリーズ・ハナ 2017 ファットリア・アル・フィオーレ(ネコシリーズ) 真冬にGenchiと同じ場所で困った顔で震えていたhana。
人にはとても臆病で、いつまでも仔猫の様に可愛いらしい猫。
そのため猫仲間には、子どものように大事に可愛がってもらっています。
前年度に続き、スチューベンを使用。
昨年は揮発酸というビネガーの要素を骨格にして造り、今年はその揮発酸の要素をなくして醸造しました。
代わりにメルローを足すことで、味の輪郭をつくりました。
ハイビスカスや、ローズ、黒いベリーのニュアンスと、メルローのしっかりした味わいもぜひ感じてください。
夏以降、変化していくワインです。
黒く完熟したスチューベンのみ使用し、1週間全房でマセラシオンカルボニック。
その後、バスケットプレスでプレスして、早摘みのメルローのフリーランを足しました。
ぶどう:山形県南陽市、風間利信さんのスチューベン / 山形県高畠町、大野農園さんのメルロー NECOとは、イタリア語で、Nuova Esperimento ( 新しく実験的な試み ) COoperazione ( 協力 ) と、AL FIORE代表の目黒が一緒に住んでいる猫(NECO)を組み合わせた造語です。
目黒は、リストランテでシェフをしていた時から、畑や山で偶然に出会った猫たちを家族にしてきました。
1匹1匹個性がある猫とワインの特徴を重ね合わせ、猫の名前をそれぞれのワインにつけています。
ぶどうそのままの果実味とカラフルでポップな色合いをエチケットで表現しました。
気の合う仲間や、心が温まる空間に寄り添い、なるべく多くの方に楽しんでいただきたいワインとしてリリースしています。
私たちは、宮城県川崎町で2015年からワインをつくっている農場=Fattoriaです。
蔵王連邦の麓にあるこの町はとても穏やかで、静かで、心地よい土地です。
畑と田んぼ、山と湖、小さな商店街とあたたかい人々。
訪ねてくださった方々が、この町の良さを感じてくださる時は本当にうれしいです。
「AL FIORE」は、代表の目黒浩敬が2002年仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前です。
日本語で「一輪の花」を意味するAL FIOREということばには、みなさんを魅了する一輪の花が、やがてタネをこぼし、いつかお花畑のように、もっともっと多くの人々の幸せへと広がるように という願いが込められています。
私たちのワイナリー「Fattoria AL FIORE」の活動は、レストランから始まったAL FIOREの次のステージである「お花畑」の基盤をつくる第1歩です。
ワイン造りを通してご縁をいただいた素晴らしい仲間たちの活動を応援(支援)できる存在でありたいと思っています。
2014年、最初の畑を開墾した川崎町安達の周囲は耕作放棄と過疎化が進んでいました。
ここを人が集まる場所にできないだろうか? と考え、農園を開いてぶどうの樹を植え始めました。
志を持ったたくさんの人が集い、 誰もが対等な立場で、自然の恵みをいただきながらものを創造し、その喜びをさらに多くの人と分かちあう状況をつくる。
この想いが私たちの活動の原点です。
タイプ ロゼワイン ボディ ミディアムボディ 原産国 日本 味目安 辛口:★
★
原産地 内容量 750ml アルコール度数 11.5% 生産者 ファットリア・アル・フィオーレ ぶどう品種 スチューベン、メルロー